マリアナ・エンリケス
Enriquez, Mariana, Las cosas que perdimos en el fuego, Anagrama, Barcelona, 2016. 英訳版も出ているラテンアメリカ犯罪短篇集に入っていた短篇「El chico sucio」が巻頭。アルゼンチンのノワール系若手女性作家。教室ではちょっと読めない。
マルティン・カパロス
Caparrós, Martín, El Hambre, Anagrama, Barcelona, 2016.
飢餓、大量消費をテーマにした随想+ルポルタージュ。全694ページ。
取材場所はインド、バングラデシュ、アメリカ合衆国、アルゼンチン、南スーダン、マダガスカル。
アルゼンチンのパートでは、カルトネロ(段ボール回収業者)の話になる。動詞cartonearはアルゼンチン用語。このパートだけでも素晴らしい。大絶賛されている本。
この本は2016年、Colección Compactos(ペーパーバック)に入った。
カルロス・フォンセカ
Fonseca, Carlos, Coronel Lágrimas, Anagrama, Barcelona, 2015.
著者はコスタリカ出身でプエルト・リコで育つ。プリンストン大学でリカルド・ピグリアに教わった。
アルバロ・エンリゲ
Enrigue, Álvaro, Muerte súbita, Anagrama, Barcelona, 2013.
メキシコの作家。この本で2013年にエラルデ小説賞。
レイラ・ゲレイロ
Guerreiro, Leila, Una historia sencilla, Anagrama, Barcelona, 2013.
アルゼンチンのフォルクローレ「マランボ」(タップダンスに似ている)の取材で出会った踊り手をめぐるクロニカ。さらっと読みたい。
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