詩に関連して以下の本:
伊藤整『改訂 文学入門』講談社文芸文庫
三好達治『詩を読む人のために』岩波文庫
池澤夏樹個人編集『近現代詩歌 日本文学全集 29 』河出書房新社
谷川俊太郎他編『詩 たのしいライト・ヴァース 世界編』河出書房新社
エドガー・アラン・ポオ『詩と詩論』創元推理文庫(これが2冊あった。誰かいりますか?)
吉本隆明『定本 言語にとって美とは何か II』角川ソフィア文庫
オルテガ『芸術の非人間化』荒地出版
このうち伊藤整からは、「第二章 悲劇と喜劇」のうち特に40-43ページ。そして「第十章 芸術の本質」から以下。
「19世紀までのように、人間が完全な独立した性格を持って自立していると考えられていた時は、詩歌の表現の意味も完了したはっきりしたものであった。しかし現代のように人間は独立しえない不完全なものと思われる時代では、意味や説明の完了した詩句は、人間性をかえって表現しないことになる。人間存在の不安な意識は、ある不明瞭な、そして不安定な表現の中にとらえられやすい。絵が写真的説明に満足できなくなったように、詩も意味を具体的に明らかにすることや、同じ韻律を繰り返すことは、かえって不満足な結果を生むのである。」(258ページ)
吉本隆明では特に「第V章 第一部 詩」から。
オルテガは特に「続芸術の非人間化」29-36ページ。