2016年8月7日日曜日

キューバ文学(29)ガルシア・ロルカ 2

マドリードに来て気づいたのは、今年はセルバンテス没後400年のみならず、ロルカが銃殺されてから80年になること。ちなみにカミロ・ホセ・セラは生誕100年。

この前ロルカのNYとハバナ滞在について振り返る機会があったので、ロルカ関係の本を探したら、以下のものを見つけた。

Mauer, Christopher, and Andrew A. Anderson, Federico García Lorca en Nueva York y La Habana: Cartas y recuerdos, Galaxia Gutenberg, 2013, 382pp.




タイトルにあるとおり、書簡や当事者の手記などの資料集だが、ちょうど考えていたこととぴったりはまる。

写真や書簡、イラストなども入っていてとても素敵な本。

そしてもう一冊、ロルカが1933年に行なった6か月のブエノスアイレス訪問についての本も出ていた。

Roffé Reina, Lorca en Buenos Aires, Fórcola Ediciones, 2016,




事実と虚構とで織りなされる伝記小説。作者はアルゼンチン人。

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