今日は、毎年1年生向けに行われるオリエンテーションがあった。
Zoomを使ってオンラインでやるので不安もあったが、ひとまず無事に終えた。
「無事に」というのは、ホストのネット回線が切れて、参加者全員が何も映っていないコンピューターの画面を見つめたまま過ごすことには幸いにもならなかったということだ。
オリエンテーションの最後に歌を流したら、微笑んでいる顔がいくつも見えた。
確かにZoomは、回線が安定し、フリーズとかしないできちんと動いてくれて、またこちらもきちんと動かせればありがたいソフトではあるのだけれど、当然そうはいかず問題も出てきて、正直言って前途多難である。
昨日は、ある学会の理事会もZoomでやったが、16人ぐらいだったかな。一つの画面に全員が入って、多分このくらいの人数がちょうどいいのだろう。今日のオリエンは60人くらい。
前途多難なことがわかったうえで、どんなことができるのか。そろそろ練習というよりも、来週以降の今学期のことなりなんなりをやろうというところに立っている。
この週末はジョゼ・サラマーゴの『白い闇』を読んでいたりして、これがまた気が重くなる内容だった。 映画版はかつて最初のシーンを見たけれどもあまりに怖くてやめてしまった。今度こそ見ることができるかどうか。
キューバ人の友人から連絡が来て、コロナのことでバスが運行をやめ、大変だ、ただでさえ物がなくて、ますます痩せ細るばかりだ、と。
キューバで最初のコロナ・ケースは3月11日。ほぼ1ヶ月後の4月13日で669。
下の写真は3月1日、ハバナの宿泊先の近くにいた塀の上の猫。
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