2020年8月1日土曜日

8月1日

長かったセメスターも終わって少し息がつける。

3月の半ばごろやりとりしたメールを見直したら、こんな4ヶ月を送るとはつゆとも思わずにいて、日を追って予定がどんどん変わっていく。3月20日あたりまでとそれ以降はずいぶん違う。

勤務先大学のホームカミングデイ(11月23日)も開催中止になった。卒業式ができなかったので、この日を次の再会の日と思い描いていたのだが・・・

いまから1年前の7月にはキューバの調味料について原稿を書いていた。その中で紹介したのが、モホ・ソースなのだが、この3月にハバナで市場に入ってみて見つけた。



原稿では出来合いのソースも入手して写真を載せたのだが、キューバでもこのように、出来合いのソースを売っていたわけである。市場の場所は、17番街とG通りの角。月曜日は休みなので気をつけてください。


キューバがらみでは最近は以下の本が届いた。

Margaret Randall, To Change the World: My Years in Cuba, Rutgers University Press, 2009.

翻訳家、詩人、写真家、活動家であるマーガレット・ランダルさんはスペイン、メキシコ、キューバ、ベトナムと住んだ経験がある。これはそのキューバ時代を振り返ったもの。


この本には、アルゼンチンのネストル・コアン(Néstor Kohan, 1967-)が書いた、キューバ言論誌『Pensamiento Crítico』についての論文への言及がある。そのコアンの論文とはこちら

コアン(Kohan)という苗字、そういえば、アルゼンチンにはマルティン・コアン(Martín Kohan)という作家もいて、この人の本なら持っている。親子か兄弟なのかな、と思ったら、なんとマルティンさんも1967生まれ。へえー、である。

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