2016年7月12日火曜日

スペイン語圏LGBT文学(1)

「すばる」8月号でLGBT特集が組まれている。

私にも、スペイン語圏の文学について話があったので、「キューバのもう一つの窓」と題したエッセイを書かせてもらった。

アルゼンチンやスペインでLGBT専門書店によく足を運んでいる。アルゼンチンの書店は残念ながら閉店してしまったが、スペインのマドリードやバルセロナには数軒ある。

実はこのブログの背景に使っている書棚の写真は、とあるスペイン語圏のLGBT書店で撮らせてもらったものである。

「すばる」ではキューバのことしか書けなかったが、ほかのスペイン語圏のLGBT文学についても本だけは集めている。

プエルト・リコからは次のような本が出ている。

 Los otros cuerpos: Antología de temática gay, lésbica y queer desde Puerto Rico y su diáspora, Editorial Tiempo Nuevo, San Juan, 2007.

全403ページ。

ゲイ、レズビアン、クィアをテーマとしたアンソロジー。 短篇、詩、小説からの抜粋、試論、文学研究などの分野からセレクトされている。

アレナスと比肩されるべきマヌエル・ラモス・オテロ Manuel Ramos Oteroやジョランダ・アロージョ・ピサーロ Yolanda Arroyo Pizarro、研究者としても有名なラリー・ラ・フォウンテン・ストークス Larry La Fountain-Stokes など。

現在もっとも注目されているゲイ文学の書き手ルイス・ネグロン Luis Negrónの『残酷な世界 Mundo cruel』も入っている。

総勢44名。

それから、スペイン語圏レズビアン短篇集として以下のようなものも持っている。

Salado, Minerva (ed.), Dos orillas: Voces en la narrativa lésbica, Editorial Eagles, 2008.

全219ページ。

キューバ、メキシコ、アルゼンチン、スペイン、ホンジュラス、コロンビア、ベネズエラ、ニカラグアから総勢20名の女性作家によるレズビアン短篇集。

[この項、続く]

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