映画『愛の断片』は、コロンビア作家エクトル・アバッド・ファシオリンセの『秘めやかな愛の断片 Fragmentos de amor furtivo』(1998)が原作。
監督はフェルナンド・バジェホという。この名前を見て慌ててDVDを入手した。コロンビア作家の名前と同じだからである。
コロンビア人作家のフェルナンド・バジェホは昔映画を撮ったことがあるが、最近は全く撮っていない。その彼が再び映画に復帰したのか?それはありえないだろう、それに犬猿の仲のファシオリンセの本を?
まさかと思って調べると、このフェルナンド・バジェホはウルグアイ人だった。
日本語の字幕も付いているが、劇場では公開されたのだろうか。
ファシオリンセ的な細やかな描写を残すことに成功していると思った。ボゴタの曇りがちな天気が物語の内容にマッチしているし、地域や時代の文脈を知らないでも全く構わない。
トレイラーはこちら。
映画のワンシーンでは、ファシオリンセ自身が登場しているように見えた。
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