2015年10月13日火曜日

キューバ映画(7)『ザ・キング・オブ・ハバナ』

ラテンビート映画祭で『ザ・キング・オブ・ハバナ』を見た。

監督はスペイン・マジョルカ出身のアグスティ・ビジャロンガ。他作品では『ブラック・ブレッド』が入手可。

ビジャロンガについての記事はたとえばこれ

ウェブ新聞『Diario de Cuba』には映画について、こんなにたくさん記事があった。

いくつかの記事によると、撮影はドミニカ共和国とスペインで行なわれた。撮影直前になってキューバの映画公社ICAICが撮影に許可を出さなかったからだ。

『ブエナビスタ・ソシアルクラブ』、『苺とチョコレート』、『セブン・デイズ・イン・ハバナ』とは違うハバナを見せることに成功しているのはこの映画だ。

アントニオ・ホセ・ポンテの「ハバナ=廃墟」という新しい美学に、ある種のストーリーを与えたのがこの映画の原作者ペドロ・フアン・グティエレスということになるのだろう。

(この項、続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿