ラテンビート映画祭で『ザ・キング・オブ・ハバナ』を見た。
監督はスペイン・マジョルカ出身のアグスティ・ビジャロンガ。他作品では『ブラック・ブレッド』が入手可。
ビジャロンガについての記事はたとえばこれ。
ウェブ新聞『Diario de Cuba』には映画について、こんなにたくさん記事があった。
いくつかの記事によると、撮影はドミニカ共和国とスペインで行なわれた。撮影直前になってキューバの映画公社ICAICが撮影に許可を出さなかったからだ。
『ブエナビスタ・ソシアルクラブ』、『苺とチョコレート』、『セブン・デイズ・イン・ハバナ』とは違うハバナを見せることに成功しているのはこの映画だ。
アントニオ・ホセ・ポンテの「ハバナ=廃墟」という新しい美学に、ある種のストーリーを与えたのがこの映画の原作者ペドロ・フアン・グティエレスということになるのだろう。
(この項、続く)
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