2015年9月23日水曜日

中級スペイン語読解

秋からの授業(2年生クラス)で読もうと思っているものは以下のとおり。

1.文芸誌のGranta(Número 15: Primavera  2015, Nueva Época 2)から、Mariana Enríquez(アルゼンチン)の"Los años intoxicados"。1989年から1994年までの日記のようなもので、10ページ程度。

2.やはり文芸誌の"eñe"に掲載されている、Piedad Bonnett(コロンビア)の"Una vida de libros"。3ページ程度の読書をめぐるエッセイ。短いので、まずはこれを読んでみてもいい。

3.Alejandro Zambra, Formas de volver a casa, Anagrama, 2011. サンブラは邦訳『盆栽』があるが、その彼の別の作品。チリの1980年代を9歳の少年が書いた日記のような体裁の小説。一冊まるごと読めないので、ここから2、30ページか。

4.Lina Meruane, Volverse Palestina, Conaculta, 2013. サンブラと同じくチリ出身で、パレスチナに起源をもつ女性作家によるクロニカ。ここから20ページくらいから読んでみたい。

いまのところ、以上のものを候補としている。いわゆる「小説然」としたものは避けて、自伝的な内容、あるいはそういう語り方をしたものを選んだ。

以下は、裏バージョン

5.Mariana Enríquez, "El chico sucio",

6.Alejandro Zambra, Facsímil,

7.Lina Meruane, "Sangre en el ojo",

8.Gabriela Wiener, Llamada perdida, Malpaso Ediciones, 2015. ペルー出身バルセロナ在住。自伝的記録もの。

9.Claudia Apablaza, Goo y el amor, Editorial Excodra, 2015. チリ出身バルセロナ在住。実験的な作品。

10.Andrea Jeftanovic, No aceptes caramelos de extraños, Editorial Comba, 2015. チリ出身の作家で、家族をテーマにきてれつな話を書いている人。これはそれをまとめた短篇集。「知らない人から飴をもらってはいけません」というタイトル。

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