2016年4月20日水曜日

ラテンアメリカ文芸批評家(1)ホルヘ・フォルネー

キューバ人の文芸批評家にホルヘ・フォルネー(Jorge Fornet)がいる。

1963年生まれで、現在カサ・デ・ラス・アメリカス(キューバの文化機関)に籍を置いて、文学論、とくにラテンアメリカ文学論について、一級品と言っていい批評を書き続けている。

6年半前、キューバに行ったときに入手したのが以下の本。21世紀のラテンアメリカ文学論を論じたもので、何本かの評論がまとまって入っている。

Fornet, Jorge, Los nuevos paradigmas. Prólogo narrativo al siglo XXI, Letras Cubanas, La Habana, 2006.

この本の一部はネットでこんな形で公開されている。

キューバの出版社から出ているものは手に入りにくい可能性がある。彼が編者をつとめ、序文も書いている以下の本は、20世紀キューバ短篇選集だが、メキシコで出ているのでだいたい入手はできる。

Cuento cubano del siglo XX, Fondo de Cultura Económica, México, D.F., 2002.

同じ出版社から出たピグリアを論じた本はこれ

今回キューバへ行ったら、その彼の新しい評論集が出ていた。

Fornet, Jorge, Elogio de la incertidumbre, Ediciones UNIÓN, La Habana, 2014.

前作に引き続き、21世紀のラテンアメリカ文学評論だ。『不確実礼賛』とでも訳せる。

一本目の論文は「Narrar Latinoamérica a la luz del bicentenario 200年を期にラテンアメリカを物語る」というタイトル。

(この項続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿