El mundo cambia constantemente.
ラテンアメリカ文学、キューバの文学、カリブの文学などについてメモのようなものを書いています。忘れないように書いているというのもあるけれど、忘れてもいいように書いている。書くことは悪魔祓いみたいなもので、書くとあっさり忘れられる。それがいい。
Escribir es un acto de exorcismo. Escribir cura, alivia.
2025年10月15日水曜日
10月15日
土曜日は詩の勉強に出かけたりして、頭がいい方向にかき混ぜられた。ノーベル文学賞にはハンガリーのクラスナホルカイ・ラースローが選ばれ、松籟社が唯一の版元。編集者の木村さんは朝日新聞の記事で「複雑な心境」と言っている。そりゃあ長く絶版で復刊の希望もなかったと思うし、ノーベル賞を取ったら取ったで急に騒がしくなるし。おそらく多くの人が気づくように来年は女性作家の受賞がほぼ確実になる。今年はかなり予想通りの作家が受賞したということで(でも日本語訳は1冊しか出てなかったけれども)、番狂せが起きにくいとすれば(アフリカのアブドゥルラザク・グルナの受賞とかやっぱり嬉しい。それから、スキャンダルでノーベル文学賞がなかった時に急遽代わりに設けられた文学賞をマリーズ・コンデが受賞し、その後、マリーズ・コンデはノーベル文学賞を受賞できず、この世を去ってしまった。こんなことは許されざるべきことだと思う)、来年は今年の予想でも騒がれたクリスティーナ・リベラ・ガルサの可能性が高まってくる。英語圏での評価があるのが大きい。少なくとも事前から話題になるだろう。でもこの作家はまだ日本語に翻訳がない。さてどうなるか。
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