10月10日
学部・修士を5年一貫にする制度が整うというニュースが流れている。でも修士に進学したい人全員に学費と生活費が支給されなければ、こういう制度は意味をなさないだろう。現在でもすでに経済的に余裕のない人にとって大学院進学は夢のまた夢。博士課程に至っては宇宙旅行のようなもの。修士号を持っている学生の数が増えていけば、おのずと企業も大学院卒を採用するように変化する、だからぜひ修士課程へどうぞ、というようなメッセージを経済的な支援策なしで発するのは、そもそも修士課程に入ろうとする学生に対して無責任だと思う。最終的にツケを払わされるのは学生なのだから。気をつけないといけないよね。
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