El mundo cambia constantemente.
ラテンアメリカ文学、キューバの文学、カリブの文学などについてメモのようなものを書いています。忘れないように書いているというのもあるけれど、忘れてもいいように書いている。書くことは悪魔祓いみたいなもので、書くとあっさり忘れられる。それがいい。
Escribir es un acto de exorcismo. Escribir cura, alivia.
2019年11月21日木曜日
キューバ文学:イグナシオ・カルデナス・アクーニャ
イグナシオ・カルデナス・アクーニャの小説『日曜日の謎』は、1969年のキューバ作家・芸術家協会(UNEAC)の文学コンクールで受賞作(Premio Cirilo Villaverde)となった作品。
Ignacio Cárdenas Acuña, Enigma para un domingo, Editorial Atom Press, Inc., 2011.
受賞は1969年だが、初版は1971年のようである。というのは、ここに書影を掲げているのは2011年に出版された40年記念版であるから。
この作品が重要なのは、その後のキューバの警察・推理小説の流れを生む発端となったからである。
1924年生まれのイグナシオ・カルデナス・アクーニャは織物工場で働きながら電気工学を学んだ。
内務省が警察文学賞を開始するのは1972年。当初は治安・警察部門に勤めている者にのみ開かれていたが、その後、誰でも応募できるようになった。
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