2016年5月21日土曜日

キューバ文学(22)最近の本(メモ)

最近入手している本についてだけ列挙しておく。

キューバがらみでは以下の3冊。

Benítez Rojo, Antonio, Mujer en traje de batalla, Alfaguara, 2001, Madrid.

この本は先日のキューバ滞在で知ったもの。21世紀に続々と生まれた潮流「新ラテンアメリカ歴史小説」群の一冊。ベニーテス・ロホの本はキューバでもほとんど手に入らないという。

次は『カラコル・ビーチ』 。エリセオ・アルベルトもこの世を去って何年になっただろうか? 父エリセオ・ディエゴの詩を昔読んだものだが。

Alberto, Eliseo, Caracol Beach, Alfaguara, 1998, Madrid.

とっくに持っているものと思っていたが、見つからなかったので注文した。内容はすでに日本語でも紹介されたことがある。

Alvarez-Borland, Isabel, Cuban-American Literature of Exile, University Press of Virginia,1998.

これは研究書。2年前に環カリブ研究会で発表したキューバ出身の亡命作家ロベルト・フェルナンデスについての論文が入っている。今後はAchy Obejasについてもっと調べておかないといけない。

以下はラティーノ作家に関する論集なので、内容は改めて紹介する。

Caulfield, Carlota and Darién J. Davis, A companion to US Latino Literatures, Tamesis, 2010(2007), New York.

(この項、続く)

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