2025年9月9日火曜日

9月9日

藤田嗣治の1943年の絵『◯◯部隊の死闘-ニューギニア戦線』はニューギニア戦線の日本軍の敗北を描いている。長崎県美術館展覧会図録『War in the Eyes of Artists』(2025)では、この絵について、「(略)画面右側から攻め入る日本軍のほうが、左側の連合国軍に対して明らかに優勢である」と解説されている。「右」が「左」を殺すというゴヤ、エドゥアール・マネ、ピカソの処刑画と同じ構図がここにも見られる。

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