2020年7月17日金曜日

7月17日 

大学ではオープンキャンパスの準備が進んでいる。もちろんオンラインなので教員たちは動画素材の準備をしている。相談会もある。

久しぶりに訪れた大学の風景は一段と緑の侵食が進んでいて、ここまで草木が生い茂っていたかと思うくらいで、足元もあちこちから雑草が育っている。これが学生のいない大学というものなのだろうか。

あるリレー講義でオンデマンドタイプの授業を用意した。日頃はリアルタイムのオンライン授業しかやっていないので、収録ははじめてだった。自分でボイスレコーダーを用意して、15分ぐらいで一つのテーマ、それを5本録音した。合計75分になる。資料はレジュメを用意した。

録音素材を聞いてみると気になるところが出てきたりする。むかし放送大学の講座で何本も読み上げ原稿を作ったが、あの時はスタジオでの収録で、ディレクターの方もいたから相談しながらできたのだが、今回は一人で夜中に録音・・・ 

音声ファイル、レジュメのほかに、コメントシートの指示もしないといけない。200人近い受講者がいるので心配していたけれども、無事に視聴は進んでいるようだ。

後期(秋学期)の授業形態もすでにアナウンスされている。受講人数ではなく、科目群によってオンラインの科目あり、対面の科目あり。といってもこれは感染状況が落ち着いていればの話。学期開始1ヶ月前に最終決定をするようだ。 

そもそも3月の終わり頃は、2、3週間のオンラインを乗り越えればなんとかなるだろうだった。そこから始まって、5月の終わりには(なんとかなる)、ときて、結局春の学期はまるごとオンラインになって、この分じゃ秋以降も・・・になっている(大きな大学ではなおのこと)。このウィルスとの付き合いには腰を据えないといけないんだね。

[個人的には授業はオンラインにして、キャンパスはもう少し自由に使えるようにできないものか。感染に気をつけて、社会的な距離を守りながら、人と会ったり、話したり、クラブ活動をやったり。そういうことが練習できる空間にならないものだろうか。ま、まずは授業なのだから無理なんでしょうけれど。]

下の写真は7月8日、近くの運動公園で撮った。久しぶりに太陽の光が出たので飛び出した。せめて青空くらいは見たいものだ。


前回のエントリーには別のタイトルも考えていた。Trágame, tierra y ... (穴があったら入りたい)。

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