前回のエントリーで「Granta en español」13号の表紙を載せたが、これはメキシコ特集。中身はどういうものかは裏表紙を見るとわかる。
日本で知られている作家となると、ボラーニョやフアン・パブロ・ビジャロボスぐらいかもしれないが、マリオ・ベジャティン、グアダルーペ・ネッテル、アルバロ・ウリベ(コロンビアの大統領ではない)、バレリア・ルイセリ、ファビオ・モラビトも書いている。
雑誌はほとんど買うのをやめてしまったが、つい買ってしまったのが「Letras Libres」(248号)。「バルガス=リョサの未発表短篇」という広告につられた。
大西洋を挟んだ友人に知らせたら、「読みたい読みたい読みたい」と連絡があった。
よく見かけたのが「La Tempestad」。最新号の147号には廣瀬純さんの文章も載っていました。
そうそう、拾い読みしていてためになる本を一冊見つけた。『セルバンテスの人々ーースペイン語の人類史』。
これはスペイン語が好きな人には面白い。スペイン語の歴史ではなくて、スペイン語を話す人の歴史。テネシー生まれのウィリアム・ウォーカーの話が出てくる。この人はニカラグアを征服した変わり者だけれど、知っていますか?アレックス・コックスが映画にしているようです。
Juan Ramón Lodares, Gente de Cervantes: Historia humana del idioma español, Penguin Random House, 2019(初版2001)
著者フアン・ラモンさんは残念なことに若くして事故で亡くなってしまった。
そういえば、メキシコシティ南部の地区「ハルディネス・デル・ペドレガル」についてメモが残っている。ペドレガルと聞くと色々思い出す人もいることだろう。また今度書くことにしよう。
8月17日(土曜日)、こんなイベントに出ます。
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