2015年11月4日水曜日

キューバ文学(12)ジョアニ・サンチェス その1

ドキュメンタリー映画に『禁じられた声』という作品があるのを知った。
今年の1月、アムネスティ・フィルム・フェスティバルで上映されている。

トレイラーはこちら

このなかに登場するキューバのブロガーがジョアニ・サンチェス(ヨアニ・サンチェス)である。

※ジョアニ・サンチェスとするのがいいのか、ヨアニ・サンチェスがいいのか迷うが、アムネスティのサイトでは「ヨアニ」となっている。

これまでも少し触れたが、経歴について少しずつまとめてみたい。Wikipediaを参考にしている。

1975年、ハバナのセントロ・ハバナに生まれる。

父親は鉄道機関士。

ハバナの教育大学を卒業後、さらにハバナ大学の芸術文学部へ進んでいる。卒論のタイトルは「圧力のもとの言葉ーーラテンアメリカにおける独裁政権下の文学について」とある。

その後、出版社につとめてから2002年にスイスへ渡り、チューリッヒに2年暮らした。 帰国してから、ウェブを通じての言論活動に専念するようになる。

いくつかのウェブマガジンを経由して、一躍有名になったブログ、ジェネレーション Y (Generación Y) を立ち上げたのは2007年である。おそらくそれを飲み込むようにして、現在の彼女の主戦場であるウェブ新聞"14ymedio"が、2014年5月21日に開始された。英語版はこちら

サンチェスのブログは引き続き、「ジェネレーション Y」 として、こちらから2007年のものから読むことができる。

(この項、続く)

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