2026年10月4日日曜日

10月4日

春先には、この夏の8月23日から9月5日にかけてバンクーバーとメキシコシティに行こうと計画して夢を膨らませていた。行ってみたい美術館や公園や博物館も調べていたのだが、結局断念せざるをえなかった。それでその悔しさを晴らしに9月にソウルに行ってきた。ポンピドゥーセンター・ソウル館でキュビズム展を、国立現代美術館でソ・ドホ展をやっていた。植民地博物館の展示にも興味があった。そのどれもを満喫して、毎回行っているリウム美術館も行って良かった。はじめての仁川空港発着便で、ソウル駅でのチェックインにもトライした。帰国したら、東京都現代美術館で台湾の近代美術展をやっていていてもたってもいられなくなりすぐに行った。ポンピドゥーでは韓国の前衛芸術家の展示も見ていた(李箱[イ・サン]や朴崍賢[パク・レヒョン]とか)のと繋がる。日帝時代の芸術家たち。都美では多田美波展やコレクション展も見て、いつものように最後は消化不良。

というところまで来て、ある研究会に出たら、なんと驚いたことに、ソニア・ドローネー、ブレーズ・サンドラールの『シベリア横断鉄道とフランスの小さなジャンヌへの散文』(1913年)が触れられていた。フランスの前衛芸術の一端として。この作品はソウルでドローネーのキュビズム絵画の横に並んでいて、ぱっと見ではよく分からないままだった。長細い絵と詩が並列している作品だったと思う。もっときちんとみておくべきだった。

思い出したが、夏の初めに瀧口修造展(アーティゾン美術館)にも行った。