セカンドシーズンも8エピソードからなるようで、最初のエピソードは内戦の休戦協定まで(ネールランディアでのパンヤの木の下で調停)だったが、このペースで大丈夫だろうか。
原作ではあまり記憶の残らないアウレリャノ・ホセがクローズアップされたのが第一話だが、いやいややっぱり違う。読む人が違えば記憶するところが違うのだ。自由党と保守党で割れるマコンドで孤独なアウレリャノ・ホセは生みの親ピラル・テルネラの家で昼寝した後に芝居を見にいって惨劇が起きる。母ピラルは息子の悲劇を予見して、カルメリタ・モンティエルという女がアウレリャノが帰ってくるのを待っているから帰っておいで、と言うのだが、それは聞き入れられない。ドラマを見たときに、原作にこんな女の人がいたかなと思ったら、ちゃんと原作には書かれている。
ドラマでは芝居のタイトルも『ゴート族の短剣 El puñal del godo』とメンションされていた。このホセ・ソリーリャの原作は、「ゴートgodo」が保守的なやつ(保守党の人)を指すので、政治問題化させないように『ソロの短剣 El puñal del Zorro』に変えられたという逸話が原作に書かれている。一方ドラマではアウレリャノ・ホセ(自由党支持)が芝居の途中に口笛を吹いたりして一人盛り上がっている。
ソリーリャの原作はモーロ人に土地を奪われた西ゴート人の話(8世紀の話)。ゴートが保守党を指すとなると、マコンドではモーロ人=自由党、西ゴート人=保守党になる。こんな内容は政治的すぎるというわけ。