あっという間に1月も半ばだ。
配給会社のご好意で、映画『シャドー・ディール』を観せていただいた。
この映画はベルギー人のヨハン・グリモンプレ監督による軍需産業の内幕を暴いたドキュメンタリーである。
監督はこの映画をエドゥアルド・ガレアーノに捧げていて、作品中で彼の『日々の子どもたち』と『鏡たちーーほとんど世界中の物語』からいくつかのエピソードが、ガレアーノの声で読まれる。
挿入される映像のうち一つは、グリモンプレ自身のサイトで見ることができる。
映画は多くのインタビューで構成されるが、マイケル・ハートと、そしてなんとヴィジャイ・プラシャド(『褐色の世界史』)も出ていて、プラシャドはかなり長く話している。
ブッシュの記者会見で靴を投げたジャーナリストも登場する。
1月30日からシアター・イメージフォーラムで公開。
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東京外国語大学出版会から出た本が届いた。
アルベール・サロー『植民地の偉大さと隷従』小川了訳、東京外国語大学出版会、2021年6月
表紙の写真、右のメガネの男が1922年植民地大臣のサローである。
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