2015年1月20日火曜日

ラテンアメリカ知識人論についてのアンソロジー2冊


ラテンアメリカの知識人論について関心があって、文献だけは集めている。
そのなかで以下の二巻はアンソロジーとして、とてもいいものだと思っている。

Altamirano, Carlos(director), Myers, Jorge(editor del volumen), Historia de los intelectuales en América Latina: I. La ciudad letrada, de la conquista al modernismo, Madrid, Katz Editores, 2008(2013, reimpresión).

Altamirano, Carlos(director), Altamirano, Carlos(editor del volumen), Historia de los intelectuales en América Latina : II. Los avatares de la "ciudad letrada" en el siglo xx, Madrid, Katz Editores, 2010.  


第一巻が19世紀まで、第二巻が20世紀を中心にしている。600ページ(1巻)、800ページ(2巻)なので、全部を読むのは大変だが論文集なので気になるテーマで選んで読んでみたい。

ラテンアメリカの人文がらみの流れについては、クリオーリョ知識人の残した文章を読むことからはじまるが、原典から読んでいくのはなかなか大変である。そういうときに、比較的名の知られた知識人やその周辺を整理してくれる論文はとてもありがたい。この本はそれらをまとめたものだからとても役に立つ。ブラジルの知識人について論じた文章も入っている。

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