ライデルの生まれた国キューバで何が起きているのか。
エル・パイース紙のオピニオン欄でレオナルド・パドゥーラは2025年5月11日にキューバの危機について書いている。
前にもこのブログで書いたけれど、昨年(2024年)の10月、停電が何日も続くことがあって、その後、事態はよくなっていない。電気がなければ、水も出なくなる。いまから30年以上前に、冷戦が終わったとき、キューバは物がソ連から入らなくなって窮乏生活に入ったが、それは「特別期間」と呼ばれていた。でもいまキューバが陥っているエネルギー不足はもしかすると解消不能で、いつか終わりがくる「期間」ではなく、「日常 normalidad」なのだと諦めている。奇蹟でも起きない限り、こんな生活が続くだろう、と。
エル・パイースをさかのぼってみた。
今から2ヶ月と少し前の2025年3月15日付、ここでも停電のことが書かれていた。昨年秋から数えて、それから6ヶ月の間に4回の大きな停電があった。
アーティストのタニア・ブルゲラのインタビューが2024年11月28日に載っている。ブルゲラがキューバを出たのは2021年8月17日なのだが、原因はサン・イシドロ運動にある。これはコロナの時期に起きたキューバの芸術家による抵抗運動で、2020年11月27日(27N)に大きなデモを行い、翌2021年7月のさらに大きなデモにつながっていく。
2024年9月24日、そして2024年9月27日には、キューバで歴史的なエクソダスが起きているという記事が読める。100万人がこの数年で出てしまった。
ラティーノの多いNPB。スワローズじゃドミニカ共和国とベネズエラ出身の選手がいるけど、ヒロイン(ヒーローインタビューのこと)は英語。このチームの通訳者には久野さんという方がいます。
まあ今日も負けましたが。
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