水声社から翻訳書の見本が届きました。
キューバのレオナルド・パドゥーラ『わが人生の小説』です。
装幀は宗利淳一さん。
使われている絵はキューバの画家レネ・ポルトカレーロ(René Portocarrero, 1912-1985)のもの。
タイトルは『ハバナの風景』(1961年)。
パドゥーラの小説のカバーにポルトカレーロの絵!
下は帯。
タイトルからもわかるように、『わが人生の小説』は内容としても分量としても重く、翻訳中に押しつぶされそうで、わからなかったり、それが原因で進まなかったり、「わが人生の翻訳」になってしまうのではないかと不安になったが、どうにか完成にこぎつけた。どうしたものかと悩んでいた箇所は、幸運としか言いようがない人物との出会いによって乗り越えられた(訳者あとがきで少し触れています)。
この翻訳書については断続的に書いていく予定。
読書会で読んでいた『ケルト人の夢』を3月末に読了。11月11日にはじめて全18回。今後は6月末のワークショップに向けて準備に入ります。
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