「しばらく前からここからは悲しいニュースしか出てこなくて。自然災害、いくつかのウィルスによる病気、失敗している経済政策による日常生活レベルの災害。いまはベネズエラでの出来事と米国の圧力で何もかもが悪化しているけれど、これはいまにはじまったことじゃない。幸運なことに、周りは概して落ち着いている。日々の暮らしに苦しんでいて、それ以上のことへの余裕がないというところ。でも起こりうることへの不安があるにはあって、良い方向に進むと考える人もいるし、悪い方向に進むと考える人もいる。90年代のようにゼロではないけれど、石油危機は悪化して、停電と自動車用の燃料問題も悪くなるばかり。個人営業店で物はたくさん売っていても、何もかも高くて、買える人と買えない人の差は拡大している。日常生活は困難に満ちていて、全体的に人びとは満足してはいない。悲しいことに」
El mundo cambia constantemente.
ラテンアメリカ文学、キューバの文学、カリブの文学などについてメモのようなものを書いています。忘れないように書いているというのもあるけれど、忘れてもいいように書いている。書くことは悪魔祓いみたいなもので、書くとあっさり忘れられる。それがいい。
Escribir es un acto de exorcismo. Escribir cura, alivia.
2026年2月4日水曜日
2026年2月2日月曜日
2026年2月1日日曜日
2月1日
読売文学賞に柴崎友香の『帰れない探偵』。この本が素晴らしいことはもう知られているけれども、こうした大きな賞でさらに評価が高まるだろうから嬉しいのと、あまり知られていないこの本に合わせて催された柴崎選書フェアでは、フアン・ガブリエル・バスケスの『歌、燃えあがる炎のために』が含まれているので、ひときわ嬉しい。
前便で鶴田吾郎の「池袋への道」をSOMPO美術館で見たと書いたが、そのあと本棚を見ていたら、東京芸術劇場と豊島区が出した写真集・資料集『池袋への道』が出てきた。
2021年1月、森山大道の撮った「池袋」の写真展が東京芸術劇場が開かれて、その時に手に入れた本。そこに鶴田吾郎の「池袋への道」(1946年)が載っていた。麻生三郎の「子供像」(1950年)も。鶴田吾郎は「記録をひらく 記憶をつむぐ」の「神兵パレンバンに降下す」が1942年。
倉石信乃と森山の対談も収録され(対談は2017年に行われた)、森山が西池袋2丁目に住んでいて、そういう趣旨の対談だから当然なのだが、話題は池袋話で、森山は池袋は新宿とは違うのだと言っている。その後森山は病に襲われ、2020年に池袋を離れる。
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