2017年7月17日月曜日

ボンボンからトルーマンへ

アルゼンチン映画『しあわせな人生の選択』の原題は『トルーマン Truman』である。主人公フリアンの飼い犬の名前だ。

映画を見ていて気づいたが、共同プロデューサーにダニエル・ブルマンの名前があり、 K&Sフィルムというアルゼンチンの制作会社が作っている。

KはOscar Kramer、SはHugo Sigman、共にアルゼンチンの映画人。その二人が立ち上げた会社がK&Sフィルムである。

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この会社の映画では近年、『人生スイッチ』や『エル・クラン』がかなりヒットしている。

少し前だと、ガエル・ガルシア=ベルナルがでた『失われた肌』というのがあった。これは原題が『過去 El pasado』。原作がアラン・パウルスで、監督はエクトル・バベンコ。『蜘蛛女のキス』を撮った人。

さらにこの制作会社の第一作が『ボンボン』だった。2004年の映画で、日本では2007年に公開された。これも犬が出てくる映画。邦題は『ボンボン』で、原題は『犬 El Perro』

『しあわせな人生の選択』の監督はCesc Gay。日本語版の公式ホームページではセスク・ゲイと表記されている。でもゴヤ賞授賞式の映像を見た限りでは、セスク・ガイかな。

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