世界は変わり続ける

El mundo cambia constantemente.

ラテンアメリカ文学、キューバの文学、カリブの文学などについてメモのようなものを書いています。忘れないように書いているというのもあるけれど、忘れてもいいように書いている。書くことは悪魔祓いみたいなもので、書くとあっさり忘れられる。それがいい。

Escribir es un acto de exorcismo. Escribir cura, alivia.

2023年3月13日月曜日

3月13日 La casa verde (7)

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3部0章はもしかすると最もわかりにくいところかもしれない。 ここでは二つの時間が並行して流れている。どちらもサンタ・マリア・デ・ニエバだが、一つはカピローナの木の下の場面。カピローナというかなり高い木はアマゾンの熱帯雨林の大木。薪としても使われる。このカピローナ木周囲で展開するの...
2023年3月11日土曜日

3月11日 La casa verde (6)と近況

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2部0章続き。 状況としては、前のエントリーで書いたようにイキートスからやってきたドン・フリオ(レアテギ)が、行政官のドン・ファビオ(クエスタ)と共に伝道所へ行き、修道院長とマザー・グリセルダと面会する。フリオは4年前に知り合ったボニファシアともう一人の少女をイキートスに連れて帰...
2023年2月27日月曜日

2月27日 La casa verdeの難所(5)

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さらに La casa verde について。 1部4章Cでアドリアン・ニエベスは伍長と使用人を置いて一人で逃げて、最終的にはフシーアとラリータに助けられる。 2部0章もまた難所である。 小型船がサンタ・マリア・デ・ニエバに着いてフリオ・レアテギが下船し、彼を出迎える面々がいる。...
2023年2月23日木曜日

2月23日 La casa verdeの難所(4)

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1部3章Cは出だしから当惑させられるのだが、何行か読んでいくと場面がつかめる。ボルハの駐屯地での志願兵(大尉が言及していた)の訓練をささっと描写しているのだ。志願兵がボルハに着いた直後のことで、それが終わって 以下の場面になる。 Y una mañana viene el ca...
2023年2月22日水曜日

2月22日 La casa verdeの難所(3)

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  続いて1部3章では、パートが入れ替わっている。今まで3番目にあったサンタ・マリア・デ・ニエバの白人事業者たちのパートではない。小型船で軍人がどこかに到着したところから始まるパートが4番目に来ている。 現在形の描写を中心としてそこに過去時制が混ざってくる 文体的な特徴から見て、...
2023年2月21日火曜日

2月21日 La casa verdeの難所(2)

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前のエントリーの続き。 サンタ・マリア・デ・ニエバで繰り広げられる白人たちの会話は、このパートの冒頭では4名だったのだが、途中から増えている。白人たちはアグアルナ族と取引をしようとしていたのだが、ese par de tiposに邪魔をされた経緯をJulio Reáteguiに訴...
2023年2月19日日曜日

2月19日 La casa verdeの難所 (1)

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Mario Vargas Llosaの La casa verde (1966)には難所がある。 この小説はまず、全体が4部とエピローグに分かれている。要するに5部ある。ここにすでにこの本の読み方が示されているようだ。一冊の本に5つの小説が入っていることだ。 実際、この「部」にあ...
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自己紹介

久野量一
Latin American Literature
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